ごあいさつ
吹奏楽が、明治の初めに横浜の本牧山妙香寺の境内にて西洋の新しい音楽文化の始まりとして産声を上げて以来、学校教育の場や社会教育でも積極的に活用され、民衆の中に根付き、吹奏楽は大きな広がりをみせて来ました。
いわゆる高度成長時代の昭和42年(1967)、管楽器と打楽器の演奏者、指導者、作曲・編曲者、指揮者、音楽教育者などなどが集まり、吹奏楽の音楽的表現の豊かさと演奏技術向上、及び吹奏楽界の発展と、芸術性をより高みへ昇華させるべく「日本吹奏楽指導者協会」は誕生しました。
わが北陸支部も、草創の会員であられた故金子嘉秀先生ならびに故坪島照信先生の貴いご尽力によって早期に結成され今日に至っております。
さて、21世紀は市民吹奏楽の時代とも言われてきました。しかし近年、我が国において少子高齢化が進み、若年層の人口減少から私たちが親しんできた吹奏楽も、その影響は受けざるを得ない状況となっています。少子化がさらに進み、子どもたちが減少していくと、学校単位でのバンド編成ができなくなる事態も想定されるのではないかと危惧されています。
そんな中にあっても楽器演奏にひた向きに取り組む、小・中・高校生を含む日本の演奏家の皆さまの姿は誠に尊く、市民文化の大きなうねりは些かも衰えを見せない、素晴らしい活動を展開されていると承知しております。
これからも、そんな皆さまの後押しができるよう、私どもも日々精進を重ねてまいります。
公益財団法人 日本吹奏楽指導者協会 北陸支部 一同
活動内容
吹奏楽指導者の知識・技能及び資質の向上と吹奏楽の振興を図る事業を行い、また吹奏楽に関する学習機会を広く一般に提供し、もって我が国の芸術・文化の発展に寄与することを目的としています。
活動内容としては、吹奏楽ゼミナールや指揮法講習会など、各講習会や管打楽器ソロコンテスト・ 吹奏楽の日記念行事などに取り組んでいます。
北陸支部役員 紹介
役職 | 名前 | プロフィール |
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支部長 | 太田 毅 | 事務局長兼任 |
副支部長 | 荒川 英之 | 石川県部会長 兼任 |
〃 | 谷上 大輔 | 富山県部会長 兼任 |
会計 | 山守 秀尚 | 日本マーチングバンド協会 北陸支部監事 |
事務局次長 | 村瀬 範洋 | コミュニティーバンド指導者 |
〃 | 上野 元久 | 大学吹奏楽団 監督 |
〃 | 廣瀬 信一 | 吹奏楽団 指揮者 |
顧問 | 山田 正俊 | 日本マーチングバンド協会 北陸支部長 |
監事 | 村野 元孝 | フルート奏者 |
相談役 | 坂本 雄司 | トランペット奏者 |